ダイエットの一環として始めたサーフィンですが、タメゴローは自分でも想定外な程、はまっているようです。笑
すでに何度もソフトボードを手に「いい波の立つビーチ」へ行き、初心者なりに楽しむことができています。(平日休みの午前中だけです。)
(ここに至った経緯に興味のある方は、前回までの記事:
ソフトボードでサーフィンをはじめたい! 4~海で実際に使ってみた~
をご参照ください。)
最初は6回ほどしか立てなかったのが、2回目で30回ほど立てるようになりました。(波に”乗った”のでなく、波に押されて”立ち”続けられただけですが。笑)
これがいい方向なのか、全然ダメなのかもよくわかりませんが、ショートボードの方に聞いたところ、
「ショートボード初心者では、そんなに立てるのはありえない」
と言ってもらえたので、”浮力が大きく、初心者でもテイクオフしやすい”というソフトボードの恩恵は十分に受けられているのだと思います。
しかし、どんどん立てるようになってくると、
- もっとうまくなりたい!
- もっと自由に動けるようになりたい!
と、いっちょまえな向上心が芽生えてきて、
「行けても1週間に1回だけ」
というこの”物足りなさ”がタメゴローの胸を締め付けると同時に、「もっとサーフィンしたい」という想いで胸を焦がします。笑
中学生にもどった感覚ですね。。。ほんと。
しかし、タメゴローの”社会人サーファー”のご多分にもれず、1週間に1度海へ行けているだけでも「とてもありがたい状態」で、それこそ「毎日」サーフィンをできることなど、とてもとても・・・といった状況です。
しかし、
- 基礎である「パドリング」だけでもなんとか練習できないか、
- ボード自体を海で扱う「波待ち」や、いざ波が来たときのすばやい「方向転換」などのバランス感覚を鍛えたい
という、想いからタメゴローは考えました。
「いい波の立つビーチ」までは2時間ぐらいかかるけど、自宅の「近くのビーチ」なら行くのは15分しかかからない!
そう、タメゴローは海のある地域に住んでいるのでした。
波がないビーチだとか、水が澄んでないとか、この際全部棚上げして、
「とにかく一度行ってみよう!」
と、熟練サーファーの方なら、「バカなことを・・・」と思われるかもしれないことをしてみることにしました。笑
そんなわけで早速「近くのビーチ」いってきました!
が写タメゴローの住んでいる町のビーチです。
(時間はもちろん出勤前なので朝の5時台です。。。)
ああ、ひじょーにおだやかだ・・・。
・・・・こころが休まる・・・。
って、・・・おだやかすぎでしょ!
ええ、期待はしていなかったですよ。。。
とはいえ、サーフィンをしにきたんだから、”ちょっと”ぐらいは波があってほしかった。。。
まぁ、こればっかりはしょうがないですよね。
(中年の大人として、切り替えの速さは鍛えられてます。笑)
気をとりなおして、タメゴローの目的としては、
- 基礎である「パドリング」だけでもなんとか練習できないか、
- ボード自体を海で扱う「波待ち」や、いざ波が来たときのすばやい「方向転換」などのバランス感覚を鍛えたい
が、できれば最低限の「近くのビーチでするサーフィンの練習」の意味があるのです。
家から近いので時間短縮のためにウェットは半分着てきました(笑)し、早速ボードを持って海に入りました。
カガミのようにおだやかな水面にソフトボードを浮かべると、なんだか不思議な感じです。
いつも小さくない波で押し戻されそうになる中を、必死でパドリングして沖に出ていたのがうそのようです。笑
そんなおだやかな水面を早速パドリングしてみました。
すると、「思ったよりめっちゃ早く移動できてる!」と感じながら沖に出ましたが、一向に波どころか、ウネリのウの字もありません。。。。
しかも波に対して横に移動しても波の影響もなく、ボードからおとされもしませんでした。
けどなんだか面白くなり、海に入った位置から岸の端まで行ってみたり、戻ってきたりと、パドリングの練習をしましたが、
「これってある意味クルージングじゃ?」
という気分になりました。笑
ハワイで人気のサーフボードでクルージングをする「SUP(スタンドアップパドル)」をしている人の気持ちが少し分かった気がします。。。。
おだやかな波でも20分ほどパドリングを続けるとタメゴローの”軟弱な腕”は悲鳴をあげましたので、とりあえずいつもの距離かな?というところで波待ちのポジションになってみました。
これは、波があるのとないのでは、大きく難易度がちがうものだとわかりました。笑
波がないと大きくバランスを崩されることがないので、めっちゃ楽です。
けど、波が来たとき用の「ボードの方向転換」と「ボードに対してのバランスのとり方」には大きく違いがなく、練習になりました。
初心者なタメゴローには「波待ち」~「方向転換」は結構な壁なので。。。
これも何度か繰り返し、ちょっとクイックに方向転換できるようになった気がします。(そんなに早く上達する訳がないので、自己満足でしょうが。。。)
そんな「メニュー」をこなして、最後は「腕が”もげる”までパドル」の練習をしまくって海を上がりました。
海に入って大体1時間半ってところでした。
車まで戻り、ウェッットをぬぎ、持ってきたポリタンクの真水でざっと頭と身体、ボードとウェットを流して帰ります。
いつもの海での帰りとは違い、全身の疲労感は少ないですが、パドリングを頑張った腕だけは同じように重いです。
しかし帰りの車の窓から入る風は、やはり気持ちのいいものだったので、これだけでも来た甲斐があるな、と思えました。
結果として、「近くのビーチでするサーフィン」はタメゴローが思っていた以上にトレーニングになったと感じます。
また、
「早朝の澄んだ空気の中で静かな水面をパドリングする」
という、クルージング的な楽しみを見出しましたので、これからもちょくちょくこの「近くのビーチ」にパドリング練習に来たいと思えました。
みなさんも、近くのビーチでパドリング練習してみませんか?
【ソフトボード】FROW 9’0 青
【ソフトボード】FROW 8’0 赤セミロング