タメゴローです。
たばこは【加湿】でおいしくなる~ヒュミストーン・みかんの皮で加湿~
で触れました通り、煙管(きせる)用の刻みたばこや、手巻き用のシャグなどは販売されている状態で味わうよりも、加湿を行った状態の方がおいしくなる傾向があります。
今回はその加湿方法についてです。
■加湿方法あれこれ
もともと海外の高級葉巻やパイプ喫煙で葉を状態良く保存するために広がったと聞いたタメゴローではありますが、その方法にもたくさん種類があるようです。
■ヒュミストーン で加湿
前回の記事でもご紹介しましたが、非常に手軽で管理も簡単な方法です。
ヒュミストーンと呼ばれる、保水性の高い石に水を吸わせ、そのゆっくりと放出される水分で葉をゆっくりと加湿する方法ですね。
材質はテラコッタなど石といっても陶器のものが多いですね。
現代の日本で一番スタンダード方法ではないでしょうか。
柘製作所 テラコッタ加湿器
タメゴローはこのタイプを手巻きシャグ用に使っています。
1個だけだと落として割れたり、次吸うタバコのプレ加湿に使えず不便だったので、3個ぐらい常備しています。
■ストーンといっても違うタイプ
ストーンと言っていますが、中には海綿体や硬質スポンジのような多孔質の材料を使ったものもあります。
タメゴローも小粋で使っているものが、この硬質スポンジを樹脂でカバーしたタイプで、水に浸した際に水を吸い込む時間が短く感じますが、放出する時間も早く感じます。
携帯加湿器 ヒュミドール 3個セット
最近タメゴローは、小粋の加湿用をこの細長いタイプに変えました。
これはとってもスマートで、丸型タイプに比べて箱にジャストフィットしてくれるすばらしいヤツでしたので、小粋ユーザーにはとってもおススメです。
■みかんの皮 で加湿
喫煙習慣は何も海外の葉巻・手巻きたばこの文化だけではありませんね。
そう、われらが日本でも煙管文化の中で独自の方法がありました。
それはなんと【みかんの皮】を使った加湿方法です。
知識としては知っていたタメゴローですが、実はこのブログにいただいた「心の中へ」さんからのコメントをきっかけに試してみるようになりました。
これ、思ったよりもいいのです。
臭い移りも思ったほどなく、加湿時間も短いように感じます。
特に冬場は手に入りやすいので、ストーンの水分が切れたら代役でシャグポーチに入ってもらっている機会がふえました。
心の中へさん、コメントありがとうございました。
ただ、後述しますが、雑菌管理だけは要注意です・・・。
■高級な葉巻にはヒュミドール!
本家本元、高級シガー用に発達した加湿装置、【ヒュミドール】です。
ベルサイユ 100シガーグラストップ・ヒュミドール Quality Importers社【並行輸入】
これらは葉巻自体を箱の中に保管し、保存状態を保ち湿度を管理する、といった意味合いが強くなるもので、やはりその性格から湿度計がついているものが多いですね。
乾燥して葉がパリパリになることを避けることから、保存するにあたりとても大事なことだったようです。
タメゴローもたまに葉巻(シガー)を楽しみますが、たとえアルミケースなどに入っていても、売られている状態でそのまま味わうのと、加湿を行ったものでは、雲泥の差があると感じます。
せっかくのシガーですから、やはり最高の状態で楽しみたいと思うのは昔からなのでしょうね。
日本製でも特殊タバコの雄、柘植製作所がラインアップしています。
■加湿は過ぎれば毒にもなる・・・
加湿の良いところは味わいを良く、まろやかにしてくれるなどたくさんありますが、実はやりすぎると害にもなります。
それは【カビ】です。
加湿が過ぎる、雑菌がついている状態で加湿をするなどの場合、大切な葉にカビが繁殖してしまうのです。
ですので、ヒュミドール、ストーン、みかんの皮など、どの加湿器具を使う場合でもよく洗い、雑菌の管理に努めましょう。
葉巻などの場合は特に【精製水】と呼ばれるものを使うのが前提になっているほどです。
精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL
手巻きシャグでも刻みでも、短い期間で吸うのであれば水道水でもよいと思いますが、いろんな種類を長い期間かけて楽しむスタイルでしたら、加湿に使う水はこういった精製水を使わないと、カビ被害にあって残念なことになる確率が高いですのでご注意ください。
近くの薬局でも安く販売されているので、思ったよりも手軽に使えます。
■加湿でタバコの味わいをひきだして・・・
せっかくの趣向品であるたばこ。
最大限に楽しむために、ぜひきちんと加湿しておいしいひと時を楽しんでもらいたいと思うタメゴローでした。
ベルサイユ 100シガーグラストップ・ヒュミドール Quality Importers社【並行輸入】
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