【PING G400アイアン】は、無理せずスコアをまとめられる懐の深いアイアンです~その1~ のつづきです!
6.G400アイアンが届いちゃいました・・・
(箱はGDOですがゴルフパートナーさんで購入)
はい、届いてしまいました!
奥さんにはムニャムニャ言いながら難を逃れることに成功しつつ(笑)、早速ニヤニヤしながらクラブを吟味することに。
おお、写真で見るよりかっこいいではないですか!
USEDなのであたりまえですが多少の使用感はありましたが、全体的に大きな傷もなくキレイなものでした。
ヘッドの形状はPINGの伝統的なカーステン氏のやさしさ優先だからこその「ゲテモノ的」なGシリーズらしいオーバーサイズです。
前々作のG30アイアンと同程度ですね。
エラストマーバッチと呼ばれるゴム系素材が黒でまとめられていて、思った以上に精悍な顔つきです。
さっそく今までのコンペ用アイアンであった【I25】と9I同士のヘッド形状を比べてみると、
左がI25、右がG400です。
あれ?意外なことに9I同士ではソール幅自体はそれほど大きな違いが感じられません。(持つ位置が悪くヒール部を隠してしまってますが)
しかしやはりGシリーズらしくとっても面長です。
ロフト角的に同程度のI25の5I(27°)とG400の6I(26.5°)で比べてみると
右側のG400の6Iの方がやはりソール幅も長さも大きく感じますね~。
そしてタメゴローの愛機【EYE2BC】とも比べてみました。
あれ!?フェースの長さこそ違いますが、ソール幅は変わらないか、むしろEYE2の方が広いかも・・・。
そのフェースの長さからEYE2の方が絶対に小ぶりだと思い込んでいましたが、EYE2もGシリーズ並みにしっかりとした【幅広ソール】だったのですね~。
古くともやさしい理由がまた腑に落ちることとなりました。
もうひとつおまけに、モダンマッスルバックの代表格【タイトリスト620MB】とツーショット。
おおう、これは・・・。笑
ソール幅は2倍、面積的に言えば3倍ほどあるように見えますねぇ・・・。
同じ”6I”という刻印なのに、本当に同じ”アイアン”というジャンルか分からなく写真ですね。笑
ユーティリティの代わりにバッグに入れている人がいるのが分かる気がします。
しかし後ほど触れますが、このEYE2と同様ピン伝統の【広いソール】がコースの芝上ではとっても、とっても良い仕事をしてくれるのです。
次はシャフトです。
タメゴロー初所有となる【モーダスツアー105のS】です。
今までDGS200やNSPRO950、PING純正スチールのCFSなどは所有してきましたが、”軽硬”で人気のモーダス105は借りて打つ程度しか経験がありませんでした。
ZZLITEからZZ65、CFSと続くオリジナルのスチールシャフトが標準シャフトから姿を消してしまったことに、ちょっとピンらしさが減ってしまったようでさみしく感じてしまうのはタメゴローだけでしょうか。。。
しかしモーダスは友人知人はたくさん使ってますので、もちろん問題ない仕様なのでしょうが、しっかり打ち込んでみたいと思います。
そしてセット内容は変則の6本!
UW(他メーカーのAW)を含んだ,PW,9,8,7,6の変則6本です。
他社メーカーのもっとストロングロフトのモデル(7Iで26°など)だとPW~7Iというセットも多くなってますので、これも時代の流れのひとつなのでしょうね。
しかし面長ヘッドが並ぶと結構な面積になりますね・・・。笑
と、ここまでクラブをこねくりまわして愛でておりましたが、さすがにいてもたってもいられず練習場で筆おろしをしてみることに。
7.練習場では・・・
やってきました練習場!
まずは先代のI25アイアンで30球ほど打ち、身体を温めてからいよいよG400アイアンを手にとり、筆おろしを開始します。
練習場で写真を撮り忘れましたのでラウンドの際のものですが、
面長なのですが、スタンスした雰囲気はI25とあまり変わらない印象を受けました。
Gシリーズの中では特に薄くなったトップブレードがスッキリした印象をあたえるのでしょう。
ご先祖様のZINGアイアンのような違和感はもちろん、G15あたりのずんぐりむっくり感はまったくありません。
ある意味ピンらしくないスッキリフェースに、ここでも少しもの悲しさが・・・。
それはさておき打ってみます。
おお!高い・・・!
そうつぶやいてしまう程、とてもボールが高く上がります!
これは良いのではないですか!?
どんどん打ってみます。
【打感】は軽いです。
軟鉄的な、ではないPINGらしいステンレスコンポジットのなせる軽い打感ですね。
レビューでは賛否両論あった【打音】はシャッター音系で「カシッ!」と悪くないように感じます。
個人的にはG30よりはるかに良く、I25より少し軽めに感じます。
そして左右の回転系の曲がりですが、ZINGに似ているほど、「ほぼストレート」です!
ただし!
”ほぼ”と言いましたのは、I25に比べると【出玉が右に出やすい】ように感じたからです。
それもGシリーズお得意の「グースネック」にもかかわらずです。
実はレビューサイトにもあり、これは少し予想しておりましたが、
【ミスヒットに強くするため慣性モーメントを上げる ⇒ フェース長を長くする ⇒ 重心距離が長くなる ⇒ 開いたフェースが戻りにくくなる】
という”やさしいアイアンあるある”の【やさしさを得るために長くしたフェースが閉じにくくなる現象】だと感じました。
ピンお得意のグースネック度合いが”短い番手ほどオフセットを浅くしている仕様”が影響しているのでしょうが、ショートアイアンでフェースの開きがもどりにくいように感じます。
ですので、いつもより「シャット気味」にバックスイングをあげてゆけばイメージに近いストレートボールを打つことができました。
フックなど「左にはいかないでほしい派」の方にはこのままでフィットするのではないでしょうか?
タメゴローもドロー系(フック?笑)の球筋のハズなのですが、思ったよりも右に出ることが多かったので、ちょっと鉛で調整したいなと感じました。
↑早速練習場のショップで鉛を入手し、ネック付近に0.6gだけ貼って打ってみると、これがとってもいい感じ!
番手によってはもう少し足してもいいかも。
後でバランスや重量も調整をつめてゆきたいと思いますが、とりあえずフェースの長さ問題はこれで対処できそうで安心です。
フェース開閉以外は、曲がらず、高い弾道が打てることに楽しくなってしまい、その後も全番手を打ち放題プランをいいことに翌日身体がギシギシになるほど打ち込んでしまいました。。。
8.ラウンドしてみると・・・
そして、待ちに待ったラウンド。
アイアンに限らず、ドライバーなど新たなクラブを投入するラウンドって、なぜあんなにも待ち遠しいのでしょうね。笑
ずいぶん長文になってしまいましたので、ラウンド時のこまかい事はまた別に書いてみたいと思いますが、ここではかいつまんでラウンド中に感じたG400アイアンの特徴のみをお伝えしたいと思います。
- 練習場よりまっすぐ飛ぶ(曲がらない)
- めっちゃ飛ぶ(ロフト角より+3~5Y飛ぶ感覚)
- スピンより弾道の高さで止まってくれている感じ
- ダフリそうでも”芝が”ソールを”受け流して”くれる
- 6番アイアンは払い気味が吉
- やはりPWと9Iでのコントロールショットが大事
- アプローチに使うにはUW(49.5°)のフェースがハジキすぎる
- 番手間の距離に慣れさえすれば絶対スコアまとまる
これらについてはまたご期待ください。
特にお伝えしたいのは、
「G400は、とにかく芝で良いショットが出やすい」
ということです。
初使用にも関わらずベストスコア同程度であがれましたので、少しの間G400をEYE2と同じ感覚でスイングできるように調整しつつ、コンペ用アイアンとして定着させたいと思います。
9.まとめ
タメゴローのコンペ用アイアンの代替わり【G400アイアン】いかがでしたでしょうか。
やさしさで有名なPINGの【Gシリーズ】ですので初心者の方にはもちろんですが、かのジャンボ尾崎プロがエイジシュートしたり、ヤンプロが使ってツアー優勝しているアイアンですので、ベテランゴルファーでも十分に使いスコアを狙ってゆけるアイアンだと証明されていると言えますね。
タメゴローもいつもはお気に入りのEYE2アイアンですが、これだけ優しいアイアンであればコンペで上位を狙ってみることもいいかもしれない、なんてへたっぴゴルファーのくせに感じてしまいましたので、短めのクラブでも飛ばしてスコアを狙いたい方にはとってもオススメだと感じます。
合理的で優しいピンのクラブはもちろん、他のメーカーのクラブでもよいのでシビア過ぎないゴルフも楽しんでいただけるとうれしいなぁ、と思うタメゴローでした~。
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↓プロも使って優勝している【やさしいアイアン】
ジャンボ尾崎プロやヤンプロが自分で選んで使い、そして結果を出しているG400アイアン。
難しいクラブを打ちこなすのももちろんゴルフの楽しさですが、やさしいクラブでコース攻略・マネジメントに集中してゲームを楽しみたい方にはとてもオススメのアイアンです。
PING G400アイアン
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タメゴローは個人の主観だけで説明されているオークションサイト「ヤフオク」や「メルカリ」をあまり信用しておりません。
何かあっても後で対応してくれることを優先して、USEDクラブはいつもゴルフパートナーさんで入手するようにしてます。