タメゴローです。
100切りにチャレンジしている人も、90の壁や80の大きな山を越えた人も等しく、プレーを共ににするドライバーやアイアンなどの”クラブ”はとっても大切なものですよね。
タメゴローはプライベートラウンドでは【クラシックなアイアン【PING EYE2】で、周りに流されない【こだわりのゴルフスタイル】を楽しみませんか?】で書いている通り、クラシックなPING EYE2アイアン BC(ピン アイツーアイアン ベリリウムカッパー)
を長らく愛用していますが、いろんな方が集まるお客様に誘われたコンペなどでは、昔の”溝的なオハナシ”から使用を控えるようにしております。
今回は、そんなタメゴローがコンペ参加用のアイアンが【PING G400アイアン】に代替わりしたことについて書いてみたいと思います。
1.タメゴローが【コンペ用】に使っているアイアン・・・
ゴルフのプレーで使うことを許されている14本のクラブ。
その中でも【アイアン】はスルーザグリーンで多くのショットを担う為、スコアメイクにとてもウエイトの大きいものだと認識しているのですが、それはきっとタメゴローだけではないでしょう。
そんな大事なアイアンですが、上でも書きましたとおりタメゴローはプライベートでラウンドするときはPING(ピン)というメーカーの古いEYE2アイアンを好んで使用しております。
しかし公認競技でなくとも多くの方が集まるお客様の会社主催のコンペなどですと、古いEYE2アイアンは当時の溝問題がらみでご迷惑をかけるといけませんので、使用しないようにしております。
そのためタメゴローはコンペなどでは、EYE2と同じくPINGの【I25アイアン】を使用しておりました。
詳しくは「ゴルフプラザオカムラ」様のHPやユーザーのレビューサイト「マイキャディ」などをご参照頂きたいと思いますが、タメゴローなりのご説明を。
これは【小ぶりなヘッド+大きすぎないキャビティソール】という昨今の女子プロが使用するような特徴を持ち、EYE2アイアンにとても似たフィーリングで振ることのできるクラブです。
なんと男女合わせて優勝を16勝も経験しているアイアンで、最新モデルが出ているにも関わらず今でも使用しているプロがいるクラブで間違いなく名器なのですが、話題性のあるG25の影に隠れてかなぜかあまり人気の無い不思議なアイアンだったりします。
(この時代のPINGのクラブはゲテモノ扱いでフラットな評価がされてない気がしますね)
イメージで言えば100は叩かないけど90ぐらいは出せて、80台をコンスタントに出せるようになりたい、と思っている方にいいのではないかというクラブです。
もちろんEYE2から持ち替えても振りやすく、距離感だけ1番手ずらすことで使用できておりましたし、性能的には寛容性もアップしているタメゴローにとっては楽ちんなアイアンでしたため、コンペではとても重宝しておりました。
(EYE2はPW50°、I25はPW46°)
しかし、このアイアンを入れ替えようという気持ちにさせられる雑誌の記事をみつけてしまったのです。
2.エイジシュートを成し遂げたジャンボ尾崎プロ。その手には・・・
ある時練習場のラウンジでゴルフ雑誌を眺めていると、ゴルフ界のレジェンドあのジャンボ尾崎プロがエイジシュート(年齢と同数以下のスコアでラウンドすること)をレギュラーツアーで成し遂げた、との記事が載っておりました。
(ジャンボ尾崎プロを知らない世代の方のために一応簡単な説明:
元プロ野球選手だが、1970年にプロゴルファーに転身
通算優勝回数: 113勝(世界プロツアー最多記録)
賞金王 : 12回(国内プロツアー最多記録)
生涯獲得賞金: 1位(¥2,688,528,253)
73歳の 現在もシニアツアーには出ず、レギュラーツアーに参戦し続けるという日本ゴルフ界の超絶レジェンドです。ちなみにちょっとアントニオ猪木似だとタメゴローは思います笑)
記事の内容を簡単に言ってしまうと、
「2度目のエイジシュートしたよ!クラブはメーカーとの契約が切れたので、自由にクラブをチョイスできる状態となったから、ほぼPINGを使ったぜ!」
という内容で、これにはPING好きなタメゴローでもびっくり仰天!(エイジシュートとは自分の年齢以下のスコアでラウンドすることです)
”ほぼピンクラブ”って、宮里優作プロと一緒やん!
良く読みこんでみると、クラブヘッドのメーカー契約の切れたジャンボプロが自分で使うクラブをチョイスしたとのことで、「買いに行ったよ、ゴルフ5にな!」(実際はマネージャー的な人が店舗に行ったそうですが)と、自身での購入だったとのことです。
そんなジャンボ尾崎プロ、その写真に写っていたクラブセットには、お決まりの”グースの効いた”マスダウェッジと共に【G400アイアン+G400ドライバー】ではないですか!?
(ALBA様HPより転記 ※2020年現在はWやUTもピンになってました)
これは気になってしまいますよね!
あの強烈な”ライン出しパンチショット”や”匠な小技”のイメージが強いジャンボが、操作性の少なそうなやさしいアイアンの代表格のGシリーズを!?
使っているところをまったくイメージできませんでしたが、パーシモン時代にメタルウッドをいち早く採用したことや、プロに一般的でなかったグースネックのマスダウェッジなど、いつの時代も”先端を走ってきた”ジャンボ尾崎プロ”らしい”と言えるチョイスなのかもしれません。
3.G400アイアン調べてみたら・・・
そんなこんなでG400アイアンが気になり始めてしまい、ウズウズが止まらないため調べてみることに。笑
PINGのクラブのことならととても参考にさせてもらっている【ゴルフプラザオカムラ】さんのホームページへ!
以下引用
”前作Gアイアンの機能を踏襲しつつ、フェース素材の変更や衝撃吸収バッジの改良で一層安定感を増したピンの新アイアン。
ソール形状の変更により芝の抵抗も極限まで抑えられており、雨天でも安定したスピンを得られる特殊仕上げを採用。
初心者から上級者まで使える汎用性の高いアイアンに仕上がっています。”
(ゴルフクラブオカムラ様HPより抜粋)
ふむふむ。
上級者はジャンボプロが使っているからOKでしょうし、やさしいクラブをコンセプトに作られているGシリーズですからもちろん初心者にも推奨。
ちょっと気になったのは、【7番アイアンで30°】という、いわゆるストロングロフトな設定ですね。
ピンは「ヘッド形状を玉が上がる構造にできたためストロングロフトを採用した」とコメントしてますので弾道は大丈夫なのでしょうが、I25の7番(33°)と比べて3°も立っています。
さらに下のほうでも
【G400のPWは44.5°】
【I25のPWは46°】
ですから1.5°立っています。
タメゴローは
【I25の7Iで160~165Y】
の感覚ですので、
【G400だと7Iで170~175Y】
ぐらいを目安にすることになるのかな?
(一般的にロフト角が1度立つと2.5~3ヤード飛距離が伸びる、と言われています。それ以外にもシャフトの長さや性質、フェースのたわみなどいろいろな要素が影響あると思います)
ということはショートアイアンのパートをPWや9Iである程度距離の打ち分けをしないといけない雰囲気ですね~。
・・・う~ん。
一時期G30アイアンも使ってましたので、その感覚は分かります、が、しかし、などと思いつつもやはり気になるG400。笑
ですのでもう少し調べてみることに。
4.まだいたG400アイアン使用での優勝者・・・
なんとまた優勝者を発見しました!
09年に全米プロに勝ちアジア人初のメジャーチャンプとなった【Y.E.ヤン】という韓国の46歳の選手もG400アイアン+G400ドライバーを使用して2018年に中日クラウンズで優勝しているようです。
雑誌のインタビューにヤンプロは、
「昨年、小顔のアイアンを使っていた時はミスの幅も大きくて。けっこう頑張らないとナイスショットが出ないし、少しでもゆるむと曲がる」
「思い切って超やさしいG400にしたら、ラクに上がるし飛距離も出るから、7割くらいのスウィングで十分。今まで無理していたのは何だったんだろう、という感じ」
「米国で戦っていた時のフィーリングがよみがえってきたきています」(ヤン)
(ゴルフダイジェスト様HPより抜粋)
と、べた褒めな記事をみつけてしまうことに。
やっぱりプロでも気を抜いたら曲がるんだ!なんて改めて思いつつ、「無理してた」のくだりはプロですらそう思うんだ、と素直に感動すらしてしまいました。
・・・これはいけません。
ぜひタメゴローのコンペ用のアイアンに採用を検討(ほぼ決定)しなくては!笑
5.G400アイアンを手に入れてみた・・・
プロですらべた褒めなG400アイアン。
その後も穴の空くほどレビューや評価記事を読み漁り、タメゴローの気持ちはやはり決まってしまいました。
早速入手せねば!
このG400アイアン、2020年現在となっては中古でしか流通していないようでしたので、早速いつもの【ゴルフパートナー】さんで探してみることに。
ピンはEYE2の時代から「カラーコード」というシステムがあり、身長や腕の長さなどから適正とされるライ角がチョイスできます。
これで絞るだけでもずいぶん枠を狭くできます。
次に大事な【シャフト】ですが、G400では4種類が標準のようです。
- ALTA JCB(カーボン)
- AWT2.0LITE(スチール:軽め)
- NSPRO MODUS3 TOUR105(スチール:中間)
- Dynamic Gold(スチール:重め)
とあり、EYE2ではマイクロテーパー、I25でピン純正スチールのCFSのSを使っているタメゴローは【AWT】と【MODUS105】で迷いましたが、CFSでも軽めに感じていたため安定感を求めMODUS105だろうなと。
硬さもSでと条件を狭めて探してゆくと、案外タマ数が多くないものとなりました。
ここでもう一つタメゴローのこだわりが!
ストロングロフトになるためPWで125~130Yになることを考え、100~110YぐらいになるであろうAW(ピンではUW)もG400で揃えたいと思い、UWの含まれるセットを探すことにしました。
逆に5Iは無くてもよいかなと考え、本数こそ一般的な6本セットですがUW、PW、9~6Iという変則の6本です。
探してみると案外ありましたので、やはりタメゴローと同じように考える方がいるようですね~。
価格も落ち着いているようでお手頃価格でした。
むしろいまだに下落しない名器【G25アイアン】の方が高いぐらいですので、とてもコスパの良さを感じてしまう程です。
早速ポチっと注文てしまってから、奥さんに対する言い訳を考えつつ到着を待つことに。。。
6.G400アイアンが届いちゃいました・・・
すみません、ちょっと長くなってしまったので、
【PING G400アイアン】は、無理せずスコアをまとめられる懐の深いアイアンです~その2~
につづきます~
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↓プロも使うやさしいアイアン
PING G400アイアン
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タメゴローは売り手個人の主観だけで説明されているオークションサイト「ヤフオク」や「メルカリ」をあまり信用しておりません。
何かあっても後で対応してくれることを優先して、USEDクラブはいつもゴルフパートナーさんで入手するようにしてます。