ロング”ソフト”ボードをめでたく卒業し、【BICのナットヤング9.4ft】にステップアップしたタメゴローです!
(その際の経験は:ロング”ソフト”ボードの卒業は【BICナットヤング9.4ft】でしたで書いてますのでよろしければご参考ください。)
その際に古いワックスをすべてはがし、新しいワックスに塗りなおしましたので、その時のことを書いてみたいと思います。
ニューボードを手に入れたり、これから初めてワックスアップする方などに参考にしてもらえたらと思います。
■古いワックスをはがす理由は・・・
・見た目の悪さ
古くなったワックスは、ウェットや手、足の汚れ、砂などによってどんどん黒ずんでいき、見た目が悪くなってゆきます。
見た目があれでも、グリップ力があればまだ使えますが、やはり見た目も含んで気持ちよくサーフィンをしたいものですね。
・グリップ力の低下
これは海の上では致命的になりますね。
ワックスはその「適度な弾力」と「溶け具合」でそのグリップ力を発揮するものだと感じます。
ですから気温によっていろんな種類のワックスがあるのですね。
古いワックスはカチカチに固くなってしまい、海の上で必要なグリップ力が得られない状態まで低下します。
通常はこの古いワックスの上に新しいワックスを重ねがけしてゆくものですが、やはり限度があるように感じられます。
・ワックスが取れてしまう
古いワックスはボードと接している面がカチカチに固くなると、はがれやすくなります。
特によく触る部分や足を乗せてぐりぐりする場所は部分的にはがれやすくなってしまいやすく、古いワックスの上から新しいワックスを重ねていっても「下地から」とれてしまったりするので、いろんな部分でそうなってきたら塗り替えの時期だと思っていいでしょう。
海に行く回数にもよりますが、毎シーズン定期的に剥がしてメンテナンスしていく方が、より気持ちよくサーフィンが楽しめるものだと感じます。
■まずは古いワックスを剥がします・・・
結果から言うと、剥がすのはそれほど大変ではありませんでした。
古いワックスは、スクレイパーという道具を使って削るように剥がしてゆきます。
タメゴローはこの薄いタイプで作業しましたが、これは海に持っていくのには適していますが、下のようなグリップがついているタイプで作業する方が絶対楽で、手も痛くなりません。
(後で買いました。笑)
デキャント ワックス剥がし ソフトスクレーパー
これね、結構きもちいい作業だったりします。
”カツオブシ”のように削れてゆくワックス。
削れたワックスが床に落ちると床にくっついてしまうので、はがしつつあつめてゆける箱みたいなものがあると便利でした。(写真の緑のハコです)
端から削りつつ、ボードの中央に集めてゆくような感じで作業して、ある程度たまったら箱にいれてゆく、の繰り返しで作業しました。
BICなどのモールドボードはあまり気にしなくてよいのですが、ポリの板であれば、スクレイパーの角などでボードを傷つけないように注意しながら剥がしましょう。
どんどんきれいになってゆくボードを見ていると、おおキレイ!と感動します。
最後まで剥がし終えると、カタマリができるほどのワックス玉ができるでしょう。
「こんなにもワックスが塗ってあったのか」とおどろくことになりました。
固めてみると、黒ずんでいてやはりキレイではありませんでしたが・・・。
最後にワックスリムーバーを吹き付けて、キッチンペーパーなどで拭き取ります。(ティッシュでは薄すぎて破れました)
しっかり拭き取らないと新しいワックスがのりにくいので注意です。
剥がし終わってみると、やはりロングボードはノーズまで塗る(塗りたくなる)のでワックスを剥がす作業も同じく時間がかかるものだと感じました。
■ワックスを剥がして、きれいになったボードを眺めてヒビや浸水がないかをチェック
キレイになったボード、新しいワックスを早く塗りたい気持ちを抑えて、一度ボード全体をチェックしましょう。
といっても、「うーんかっこいい・・・」と眺めるわけではありません。笑
これは「ワックスに隠れて見えなかったキズ、ヒビや浸水が無いか」をチェックするためです。
とはいっても、タメゴローのBICはモールドボードなので、ふつうのポリの板に比べてとても強度が高く、こすったあとはあっても、「クラック」や「割れ」などキズらしいキズはもちろん、カカトの踏込でついてしまう「フットマーク」すらみあたりませんでした。
やはりこのメンテナンスフリーさは、BICをはじめモールドボードの最たるメリットだと感じました。
ワックスを剥がすと”キレイなお肌で”ピカピカですねー。
この作業をすると、「俺のボードきれいだなー」としみじみと感じます。
・・・もしや、女性の化粧も落とすとこのようにタマゴ肌が・・・、タメゴロー奥さんのを試しに見てみることとします。笑
話がそれかけましたが、ここでキズが確認されたら、すぐに補修をしましょう。(浸水している場合は乾かす必要があります)
モールドでないポリのボードであれば、どこかしらにキズがあると思われるので、ガラスクロスと専用の補修材で修理して、固まったらヤスリがけして成型しましょう。
■新しいワックスかけますよ~
キズのチェックや補修が終わればいよいよ新しいワックスをかけます。
これがなかなかに”時間もかかる”重労働でした・・・。
まずは「ベースワックス」をぬりますが、タメゴローはSEXWAXのブルーで塗りました。
SEX WAX サーフィン ワックス ベース(共通下塗り)6X青ラベル
ちなみに、ワックス作業はここが一番大事な”キモ”だと思いました。
なぜなら、きれいな「ツブツブ状態」をつくるためには、この下塗りの塗り方が最後まで影響するのですから!
そのためのおススメの塗り方は、「キレイな格子状に」です。
こうやって、まずは板対して斜めにワックスの”角”で格子を書いていきます。
それを2~3度ほど繰り返したら、やっとグリグリと全体的にワックスをぬっていいきます。
コツは円を描くように塗っていくと、いい感じに均一になってくれるところですかね。
すると、い~い感じのツブツブが出来上がってゆくのです。
(実は、知らずに塗ってみて、あまりきれいにツブツブにならなかったので、友人に電話して聞いた方法ですが。笑)
何度か重ね塗りをして完成です!
ノーズライドを夢とするタメゴローは、”しっかりノーズまで”塗りましたよ!(使えるかどうかは別で、気持ちの上で必要でした。笑)
■ワックスがけが面倒な方には・・・
こういったワックス剥がしと塗りをすることで、ボードの状態チェックもできますが、やはり時間のかかるものですし、ワックスの状態によっては滑ってしまうコンディションになることもあります。
ですので、それがわずらわしいと感じる人には、こういった「デッキシート」「クリアデッキ」などと呼ばれるシートもおススメです。
いろんなタイプがありますが、これは丸いシートがメインで、直線的なシートにくらべて、あまり隙間がなく貼れ、形状にも融通がきくので人気のタイプです。
水を吸ってしまう今までの素材と違い、海でも水を吸わずにバランスも変わらないタイプで、乾燥しているとサラサラでホコリなどもつきにくいのに、海で水に入ると協力にグリップする、という不思議な素材でできています。
もちろん当日のワックスがけも不要なので、時間の無い”社会人サーファー”にはとてもいいものに感じてしまいます。。。
■塗り終えると・・・
キレイな透明感のあるボードとなり、見違えました。
こんなボードコンディションになったら、あとは海へ行くだけですね!
というか早く行きたいです。笑
ワックスだけで愛着も増しますし、より一層海へ行きたくなってしまいますので、みなさんもマイボードのメンテナンスを頑張ってほしいと思うタメゴローでした~。
TOOLS(ツールス) ワックスコーム スクレーパー
デキャント ワックス剥がし ソフトスクレーパー
デキャント サーフボード用 無臭 ワックスリムーバー
こんにちは❗ やっぱり夏は海ですかねー!ゴルフはおやすみですかねー?また、ゴルフネタも楽しみにお待ちしております(^-^)v 年中ゴルフバカより
ヨウイチさん
いつもコメントありがとうございます!
100切りチャレンジは達成されましたか?
実は楽しみにお待ちしております。
実はサーフィン関係の読者さんから、「サーフィンは最近どうよ?」といったコメントをいただいたので、そちらに力をいれておりました。笑
ゴルフももちろん楽しんでいますので、今度はゴルフの記事を書きたいと思います。
ゴルフ的な近況を小出ししますと、100をコンスタントに切ってゆくには、パター、アプローチが大事と多くの方が言われますが、やはりそれはとても大事だと再認識しています。
しかし、それと同等に「ドライバーを打つ際の意識の大事さ」も痛感する出来事がありましたので、今後はパター、アプローチと共にそのことについても書いてゆきたいと考えています。
ゴルフは奥が深いですね~。だから楽しいのか。笑
ヨウイチさんも楽しんで、ブレイクスルーしてくださいね!