いきなりですが、練習場で自分が打っている”ティーの高さ”って、知ってますか?
これ、意外だったのですが、案外知らない人が多いものらしいです。
友人や、一緒に回らせていただく方に聞いても、「このぐらいかな?」や、「ドライバーヘッドの高さで大体合わせてる」という方が80%ぐらいでした。
少数派で、このメーカーのこのティーじゃないとダメ!って方もみえましたが・・・。
■本番のラウンドで、練習場のように打つためには・・・
いつも練習でたくさん打ち込んでいるのに、いざラウンドとなると、大体これぐらいかな~、と、ドライバーを定規にしてティーアップしている人が多いですね。
けど、アイアンは芝の上から打つこと想定して、ちょっとのダフリやトップにすっごく敏感なのに、いざティーアップして打つ状態だと、球が浮いているという安心感からかテキトーに決めがちですね。笑
プロだと、「ちょっと低め」や、「気持ち高め」とすることで、ボールの上がる度合いを調整したりするのですが、100切り目標の方であれば、そんな器用なことは考えない方がいいかと思います。
何よりも、
【練習場のように、いつも通り打つ!】
これに尽きますね。
当たり前ですが、ドライバーにもアイアンと同じように、ミスショットである「トップ」や「ダフリ」があります。
トップはまだ距離が少し落ちるだけなので痛みが少ないですが、ダフリはチョロになってしまうので、ロングホールなどのティーショットで「飛ばしたい1打目」としては少々【痛すぎるミス】になりがちですね。
それどころか、”いつもと違う”高さになっているボールにあわせてアドレスすることで、スイングが無理をしてしまい、フォームもいつものもので打てなくってしまい、「ひっかけ」や「スライス」という左右方向のミスまで誘発してしまい、結果として【やってはいけないミス】の代表である、【OB】の確率まで高めてしまいます。
また、必ずティーアップして打つ”飛距離のある”ドライバーなどはミスするとOBの可能性が高いため、ミスショットとできる許容度が低いですよね。
この多くの人が無頓着になりがちな【ティーの高さ】を知るということは、”いつも通り”の高さで安心して打つことができるための大きな要素となりえます。
■”いつもの”ティーアップの高さを知ろう
じゃあどうしたら、”いつも通り”打てるか?
ですが、答えはとってもカンタンです。
練習場のティーの高さを、実際に測ってみましょう!
ちなみにタメゴローの場合はドライバーで気持ちよく打てる高さが、地面から50㎜=5cmでした。(ちょっと高めですね)
普通のティーなら、70~80㎜のティーを使い、20~30㎜地面に刺して使うという按配ですね。
「この高さのティーアップをしてくれるティー」をラウンドで使うことで、
「あれ?ボールの高さちょっと低くない?」
なんて、”いらない心配”をすることがなくなり、ただでさえ考えてしまいがちなアドレスで”打つことに集中”できるため、「持たなくてもよい荷物をひとつ降ろすことができた気分」になれます。笑
■段付きタイプ
これは”適当に”刺しても、段部分以上深く刺さらないので、いつもの高さが簡単に維持できる便利なタイプです。
いろんな素材のものがありますが、最近人気なのは、
ですね。
これはさらに、ティー上部と地面に刺す部分が分離するタイプで、上下の固定が磁石なので壊れにくく、振り抜きがよく最近人気です。
壊れて使えなくなる状況は、糸が切れてしまった時ですね。
■置くタイプ
さらに、「振りぬきがいい!」といわれている”置くタイプ”なんてものもあります。
置くだけのカンタンなティーアップですね。
ボールと一緒に飛んでいきそうですが、軽いため飛んで行かないというのがメーカーの見解ですが、2~3mは飛んでいきます。笑
たしかに振りぬきがとてもよいのですが、毎回拾いに行くのがちょっと面倒だったりします。笑
■シンプルな目盛タイプ
タメゴローのオススメはこれです。
(実はこれ、タメゴロー愛用品だったりします。笑)
シンプルなタイプのティーで、ブルーのラインが「目盛でありデザイン」となっており、ティーがちょっとしたオシャレアイテムに変身します。
タメゴローは機能がデザインになっているものが大好きです。
等間隔にラインが入っているので、”自分の高さ”が何段目かだけチェックしておけば、”いつもの高さ”がシンプルに手に入ります。
これは色違いで”高さ”も違うラインナップもあります。
ちなみに女子から見た、「男性にもってほしいアイテムランキング」を雑誌で特集していましたが、「ティーのランキング」では、”置く”タイプや”段付き”タイプはあまりカッコよく見えないようで評価が高くありませんでした。
上位はすべてこのような”シンプルな形状”のもので占められていましたので、おしゃれに気を使う方にはおススメですね。
結構強度もあり、あまり折れません。
■まとめ・・・
こういったように、オートマチックに”いつもの状況”が手に入ることって、【メンタルスポーツ】であるゴルフにとって、とっても大きいことですよね?
みなさんも、ぜひ【練習場のティー高さ】を測ってみてほしいと思います。
そして自分に合った高さのティーを使うことで、”いつもの高さ”で、迷いのない”いつもどおり”のショットが打てる確率がぐっと上がると思いますよ~。