タメゴローです!
コロナ禍の中、なかなか思ったようにゴルフや練習場にも行けない、という方も多いかと思います。
そんな中でこそ病気やストレスに負けない身体になれるだけでなく、ゴルフのレベルアップまで手に入ってしまう”お気軽な”【散歩(ウォーキング)】について書いてみたいと思います。
簡単だけど、人生が変わる習慣だと実感できますよ~。
1.散歩(ウォーキング)は人間に最高の健康法
まずは、なぜ散歩(歩くこと)をオススメするかということから触れてみたいと思います。
世間一般的に言われている「歩くことの効能」は
- ダイエット
- 全身の筋肉量の増加・維持
- 体幹・足腰のつよさアップ
- 血流改善
- 基礎代謝の向上
- 心肺機能向上
- 美容効果、などなど
と、人は歩くことで本当に多くの良い効果を得ることができるとされています。
上記の分かりやすい効果以外にも、最近では、
- 認知症への好影響
- 記憶力の改善
- うつ病の予防・改善
などと、高ストレスかつ高齢化社会の日本では、特に捨て置けないワードも謳われるようになってきました。
「どうしてただ散歩(歩く)だけでこんなに効能があるの?」
と不思議に思うのがあたりまえですが、根本的なことを考えてみれば、とってもシンプルです。
【この数十年で日本人は歩かなくなった】
これに尽きると思います。
人類の歴史が始まって有史だけでも2000年以上、ご先祖様となる猿人などから考えれば700万年以上だそうです。
一番近い「車も自転車も無い時代」と言える数十年前ですら、人は1日1万歩以上歩いたとされています。
そんな何万年も二足で歩く進化を遂げてきた動物である人間が、自転車や車、電車や飛行機などの移動手段の発達により、たった数十年で劇的に歩かなくなったのです。
ですので、ある程度歩くことを前提で作られた身体が歩かなくなったことにより「糖尿病」「高血圧」などをはじめ、「現代病」と呼ばれるようなエラーを出すのは当たり前なのでしょうね。
ここではどうしてそのようなことになるか、といった細かな根拠について触れることは避けますが、気になる方は医師の先生がたがこぞって執筆されている「ウォーキング健康法」系の書籍を読んでいただくと、安心して「やってみようかな」となろうかと思います。
タメゴロー的におすすめするとすれば、この一冊。
↓町医者が発信する「医者に払う金があるなら、靴に使え!」と言っちゃう先生に、歩くことの大事さに気づかされる名著
病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~
一部引用ですが、
”歩くことは本当に良いこと尽くめで、困る人がいるとすれば、医者くらいでしょう(笑)。
病気が減れば、今ほど医者が要らなくなるからです。
みんなが歩くようになって病気が減り、要介護の人が減れば、国の医療費や介護費も減ります。今、高齢者が増えて医療費・介護費が大変だといわれていますが、みんなが歩けば半分くらいに減らせるはずです。”(以上本文より一部抜粋)
この本は現代の「なんでもかんでも薬で治そう」「薬をもらえば治った気になる」という患者さんの傾向に警鐘をならしており、「医者に頼って薬をもらうより、歩くことのすごさを実感してほしい」という医師長尾先生の著書です。
本当に目からウロコがボロボロ落ちますので、歩くことに半信半疑な方は特にご一読いただきたいと思います。
その他にも健康はもちろん、ゴルフなどのスポーツ全般に根拠を持てる著書としてオススメは、
↓人間ドック医師が進める「+1000歩の習慣」
↓ゴルフはもちろん、スポーツ全般に役立つ歩き方
など、他にも同様の書籍はたくさんありますので、気になる方はいろいろ探し読んでみて、確信をもって散歩にでかけるために役立てていただければと思います。
2.散歩はゴルフもレベルアップさせてくれる
ゴルファーの方なら気になるのは「健康になれるのは分かるけど、ゴルフには役立つの?」ですよね。
もちろん役立ちます。
それも結構「体感できるレベル」で!
ゴルフは基本的に「歩くスポーツ」です。
「え?ボールを打つスポーツでしょ?」
ええ、もちろんパーの規定数は72なのでその回数程度、またはそれ以上の回数ボールを打つスポーツでもあります。
特に練習場だと「打つ」ことにフォーカスしてますので、ゴルフのイメージが打つこととなるのは当然でしょう。
しかしラウンド中、ボールを打つのは一瞬ですよね。
つまりそれ以外は待ち時間で「立って」いたり「歩いて」いるということになり、ゴルフに行けばショットする以外のプレーの大半は立ち、歩いていることとなります。
よくハードなコースだったりすると、
「上がり3ホールで足がつる」
なんてこともよく耳にしますし、
最後でスコアが崩れたりした際は
「後半で疲れが出た」
なんて口にしますよね。
そう!その通りなのです。
身体が歩き慣れていないので、どうしても疲れが出てしまい、ショットやパットにまでその疲れが影響してしまうという訳です。
今でこそエンジンカートや電動カートでナイスショットした後は長距離は移動できたりしてますが、ひと昔前まで「歩いてラウンドする」ことがあたりまえでしたし、今でもプロや競技ゴルフはもちろん、アメリカをはじめ海外のパブリックなゴルフ場では歩きが基本な場合が多いです。
それも、クラブを挿した”キャディバッグを担いで”。
それに比べると乗用カートに乗れる「日本の一般的なゴルフ」はとても楽になりますが、かと言ってずっとカートに座っていられるわけでもありません。
カート道と逆サイドにボールを打ったり、バンカーやグリーンまわりなどは歩くことになりますし、歩くことで傾斜や落としどころなどの情報収集もしたりしますよね。
そういうことから、概ね「コース全長の半分ほどの距離は歩く」ことになるのではないでしょうか。
一般的なコースは6500m程が多いので、その半分だと3300m、つまり3.3kmはアンジュレーションのある土や芝の上を歩くことになります。
普段の生活の中であまり歩いていない方だと1回ゴルフへ行けば、次の日は筋肉痛だったり、足腰に疲労感が多く残ることになるはずです。
この疲労はスコアに直結してしまうことから、普段お気軽な散歩で歩いておくことで、最後まで崩れないコンディションをキープできるようになるという訳ですね。
また上でも軽く触れましたが、歩くことは
- 全身の筋肉量の増加・維持
- 体幹・足腰のつよさアップ
という、ゴルフでのショットの動きにも効果的ですし、日ごろ散歩していることにより
- スタミナの増加
により、最後までコンデションを崩さずにラウンドできることとなります。
最終3ホールで疲れすぎているとありがちな、「疲れた、早く風呂に入りたい」「適当に打ってもグリーンに寄るだろう」なんて集中力を切らしてしまう場面がありますが、疲労感が抑えられれば、集中力と思考力もキープできることになり、ゴルフのマネジメントも最後まできっちりと考え抜くことができるようになるでしょう。
タメゴローは体調不調から改善のために散歩するようになりましたが、結果的に体形と体調改善以外で効果を一番感じたのは、この「上がり3ホール」でしたので間違いないです。笑
ゴルフで最後に集中力を切らしてしまう事が多い方や、マネジメントが最後の方でぞんざいになってしまう方には、特に効果的だと感じます。
3.「ウォーキング」と「散歩」はハードルの高さがちがう
そんな身体によくて、さらにゴルフのマネジメントにまで役立つ「散歩」ですが、「いいかも」と思えるようになっても、結局は歩かなければ意味がありませんよね。
そしてさて「歩いてみるか」思い立ってみれば、「歩く」と言えば「=ウォーキング」?と連想する方が多いのではないでしょうか。
はい!ここ、大事なところです。
みなさん「ウォーキング」と聞くと、「ジョギングの軽い版」でジャージやスポーツウェアを身に纏い「いざ!」と臨むまなくてはならないようなイメージを持ちませんでしたか?
そもそも「歩く」ということは疾患やケガの方などをのぞき、人間だれしも当たり前に、それこそ毎日していることですよね。
それを「ウォーキング」という「スポーツ」をイメージしてしまうと、いきなりハードルが上がるという不思議さがあります。
ですので、歩きに行くのは「ウォーキング」じゃないと考えましょう。
お気楽な 「散歩」 で、いいんです。
テレビのサザエさんで波平さんがよく言う、「ちょっと散歩に行ってくる」と言うのと同じぐらいお気軽で。
今回は、そんなハードな印象の「ウォーキング」でなく、同じ「歩く」ことでも、もっとソフトでお気楽な「散歩」のイメージが大事で、かつそれで十分というお話なので、ぜひ幅広い方に役立てて頂きたいところです。
4.”お気軽な”「散歩」は、思い立ったらすぐに始められる
「歩いてみよう」と思い立ったら、まずは「ふらふら散歩する」と考えて、気軽にはじめてみましょう。
これが「ウォーキング」だと、「5キロ以上は歩かないと!」「いや、まずはジャージが必要だ!」なんてことを考えがちですが、「散歩」はそんなこと考える必要がありません。
いつ、どこへ行ってもいいですし、
どんな格好で歩いてもいいんです。
そう、超・自由!です。
サラリーマンの方ならスーツに革靴でも大丈夫。
寝起きならパジャマのスエットにTシャツのままでもいいんです。
髪型が気になるなら帽子ひとつ被れば解決でしょう。
タメゴローは朝は実際にそうしてます。笑
また歩く経路も、毎日ルートを変えてもいいですし、気が向いた方向へ身体を向けるだけです。
もちろん、
- 景色のいいルート
- 空気のよいルート
- 階段や坂の少な目のルート
- 公園でちょっと休憩するルート
- ちょっと気になるお店の前を通るルート
なんて決め方もできますし、多くの場合は歩いているうちに「自分だけのお気に入りのルート」というものもできることになります。
歩く格好も、タメゴローは汗かきなので暑い時期は汗をかいてもよい恰好にはなりますが、その他3シーズンは「普段着」や「仕事の服装」、朝なんて「スエットにTシャツ」なんかで歩いています。
日常生活の中で無理をせずに散歩できることが大事なので、着替えの時間すら不要で「ちょっと散歩いこうかな」と考えた瞬間にぶらっと出かける。
これができるのが「散歩」のイメージの最高によいところでしょうね。
もちろん、日曜日などお休みの日には気持ちを変えて、「お気に入りのジャージを着て、ジョギングで有名なルートを散歩する」なんてことも楽しくなってくる方もみえるでしょう。
4.散歩に行くなら【3つだけ】やるとよい
お気軽な散歩ですが、どうせ散歩に出かけるなら、【3つだけ】やった方がいい事があります。
それは
- どうせなら20分以上歩く
- 毎日でなくてもいいので、2日に1度は歩く
- 2週間だけは続けてみる
の3つだけです。
1.は、多くのいろんなお医者先生の著書で触れてますが、20分以上歩くと体脂肪が燃焼され始めますので、体形をシェイプしたり引き締めたい方はマストですね。
また20分以上歩くと、”ある程度長い時間歩けるようになる”スタミナが着きますし、ゴルフのレベルアップにも最適で、歩くルートもいろいろと選べるようになって楽しいものです。
2.は、この2日に1度はお医者さんから「毎日でなくても確実に改善の方向に向かうため」と言われたことだったのですが、やってみてほかの意味が強かったんだな、と感じました。
歩きに行くのは本当は毎日が望ましいのですが、雨の日もあれば人間ですので体調の波もあり、行きたくても行けないというタイミングがあり得ます。
この「必ずしも毎日でなくてよい」という気持ちでいることで、結果として気楽に長く続き、ひいては習慣となってくれると実感できたからです。(タメゴローは2~3日空くこともあります)
3.は、人間は「2週間続けると習慣になる」と言われており、はじめは違和感や面倒くささがあったとしても、2週間だけ実践してみると、あまり苦もなく案外簡単に生活の中にとりこめてしまうものだったりします。
そんな「3つだけ」をやってみてほしいな、と思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
特に「コロナ禍」でストレスと運動不足が溜まる一方の昨今、歩くことは身体の健康だけでなく、心の健康にも大きな効果があると実感できることです。
一番の効果は歩いている時に外の空気と景色が「気持ちいい」と感じられ、毎回歩き終わった後に「小さな達成感」が得られる、という心理的なことかもしれません。笑
生活の一部に無理なく「散歩」が取り入れることができ、いつのまにか習慣になったことはタメゴローにとって本当にいろいろと良い影響がありましたので、小さいですが人生が変わったと言っても過言ではないことだと実感しています。
ゴルフのレベルアップはもちろん、医者いらずを目指す方、健康不安や精神的な方向でまいっている方もぜひ、文字通り「一歩踏み出して」みて散歩に出かけてほしいと思います。
・・・おっと、ただし!
フラッと”お気軽に”ですよ~!
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