ネット激安だけど、ちゃんとポリ素材(PU)のサーフボード【SCELL SURF BOARD】1年乗ってみたら・・・その1

タメゴローです!

ダイエットのリバウンド対策として、立派な中年になってから始めた【ソフトボードサーフィン】

続けること、いつのまにやら5年ほどたちました~。

その間にいろいろなボードを入手して乗ってきましたのでその報告と、昨年手に入れて今年はコレ一本でと、頑張っているポリ素材のネット販売激安ボード【SCELL SURF BOARD】について、実際にどうなの?的なレビューです。

 

1.今まで乗ってきたのは・・

まず、中年になってからサーフィンを始めたタメゴローのボード遍歴です。

9’0ロングソフトボードで本格的にサーフィンをスタート

BIC9’4ロングボード(EPS)でソフトボードを卒業し横に走る

BIC7’9ファンボード(EPS)でプルアウトやターンを重点的に練習

ポリ素材9’4中古ロングボードでノーズライドを経験

ポリ素材SCELL SURF BOARD 7’0 新品ミッドレングスでテイクオフとターンを重点的に練習 【←今回はここ】

ざっくりこんな感じで一番最初からするとタメゴローのサーフィン歴は5年ほどになると思います。

1年目にソフトボードとBIC9’4を、その後1~2年に1本増えている感じですね・・・。(置き場確保が大変で奥さんには文句言われてます笑)

 

2.あれ?どんどん長さが短くなっていっているぞ・・・

最初9’0ロングソフトボードで始めたサーフィン。

「ロングボードでまったりゆったり乗れるといいな」などと思っていたタメゴロー。

一度9’4まで伸びた長さが、なぜか今度は年を追うごとにどんどんボードが短くなってきています。笑

過去に書きましたが、

丈夫なベストセラー【ファンボード】で効率よくロングボードを上達したい~1

丈夫なベストセラー【ファンボード】で効率よくロングボードを上達したい~2

BIC9’4ロングボードで自由に曲がれないことに「危険性を強く感じて」から、ターンの練習などのためにBIC7’9を入手したことがきっかけですね。

やはり短いことはアドバンテージだと強く感じましたし、短くても慣れればノーズライド(らしきもの)もできましたし楽しく乗れていました。

特にハイシーズンの夏の海は”イモ洗い状態”の蜜具合ですので、ロングに比べて本当に安心して楽しむことができました。

それにタメゴローの目論見通り、短い板でターンやプルアウトを練習すると、ロングに戻しても”少し大げさな動作”にするだけで板が動いてくれるんですよね。

さらに短い板に乗っていると、ロングに比べて前後左右のバランスや波のいい部分にとっても敏感になります。

これによってロングだけに乗っていた時に比べて、いろんな波や位置からテイクオフすることがとっても簡単になりました。

もちろん人が少なくなった10月にはロングボードを目いっぱい楽しみました。

そんな中、たまたまタイミングよくショップの方から、

「いいロングボードの中古あるけど、どう?」

と声をかけて頂いたのをきっかけに「ポリ素材」のロングボードに乗ることとなり、この乗り味に衝撃を受けてしまいポリ素材の7’0を手に入れようと思い至りました。

 

3.ボードの素材で乗り味はちがう?

BIC7’9でターン(らしきもの)とプルアウトを練習しつつ、ロングではできない前後の狭いバランスやドルフィンらしきもの、疲れにくいパドルや、良い波、悪い波、波のイイトコロなどがすこーしずつ、ほんとにすこーしずつわかるようになってきた気がします。

とてもタメゴローの友人のように、5フィート台のうっすいショートボードで2~3パドルして波のイイトコロでスパッとテイクオフし、上に下にグリングリン乗れるようになる気はしていません。笑

それなのになぜ今までで最短の7’0をチョイスしたかというと、

  • BIC9’4から中古のポリロング9’4に変えた際に、同じ長さなのに乗り味が全然違ったことに衝撃を受けたこと。
  • BIC7’9よりもう少し軽く動かしたい。
  • なんとなく波のイイトコロが少しだけわかる気がする。
  • 1フィートぐらい短くても行けるのでは?

などと慢心と勘違いをしながらも、より短い板にチャレンジしたという感じですね。笑

そして素材ですが、スポンジボードやEPSしか乗ったことがなかったタメゴローが、ポリのロングに乗った瞬間、

「これはよい!」

とテイクオフして波を横に滑った瞬間に衝撃を受けるほどの違いを感じました。

 

ちょっと脱線ですが、スポンジ以外のサーフボードの素材でメジャーなものは「PU(ポリ)」「EPS」です。

PU=ポリウレタンの略であり、最も一般的で現在もまだ主流となるサーフボードの素材を芯材に、ポリエステル樹脂でラミネートしたものがPUサーフボード。

EPS=日本では発砲スチロールと呼ばれているサーフボードの素材で、それを芯材にエポキシ樹脂でラミネートしたものがEPSサーフボード。

話を戻します。

 

どう良いかと言われると、同じ長さのEPSであるBICと比べて、

  • 軽い
  • 浮力が強い
  • 柔らかい
  • ターンでスピードが伸びる気がする
  • 海でも陸でも全般的に取り回しが楽

というところでしょうか。

当たり前ですが重量が軽くなった分浮力も増しますし、同じ長さのEPSのBICに比べると、やはりボードの先端を左右に振るのにも力がいりませんでした。

これはパドルをしている時にも実感できて、波待ちからの方向転換や、波のいいところにパドルする際の”もったりさ”も解消されてます。

あと足ざわりが柔らかく、なんだかしっとりしている感触でウォーキングもどきも「板の上」というより「水で締まった砂の上」っぽい感触でとても歩きやすかったです。

身体をぶつけると痛いのはあまり変わりませんが、少しやさしい程度ですかね。笑

ターンでは板が柔らかいせいか、しなってるのでしょうね。

カチカチのEPSのBICだと「重さで波を突っ切る」という感じなのですが、ポリはスキーのカービングターンの後半のヌケのようにしなって走ってくれている感じがします。(タメゴローのやっていた競技スキー的な感覚ですが)

これは直接的に関係ないかもしれませんが、ノーズライドもこの板でできるようになりました。

あとは軽いので持ち運びも楽になりましたね。笑

とまあ、同じ長さの板だったので特に比べ易かったですが、BICはBICでメンテフリーだしクラッシュしないし、レールもちゃんと入るしとても良いのですが、「ポリ素材で短いの乗ったら楽しそうだな~」と思ってしまいました・・・。

 

4.選んだのは、ネット激安のポリ素材ボード【SCELL SURF BOARD】・・・

そんなことを思ってしまったら、新しいボードを探してしまいますよね!

白羽の矢が立ったのが

【SCELL SURF BOARD ミッドレングス7’0】

です。

なのですが、ちょっと長くなりすぎましたので、

ネット激安だけど、ちゃんとポリ素材のサーフボード【SCELL SURF BOARD】1年乗ってみたら・・・その2

に続きます~。

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↓SCELL(セル)ファンボード 7’4 大体50000円ぐらい(トライフィン+ソフトケース+おまけ付き)。タメゴローのように80kg近い方ならこちらがよいでしょう。

ファンボード 7’4 サーフボード SCELL サーフィン BRD

↓SCELL(セル) ファンボード 6’8  大体50000円ぐらい(トライフィン+ソフトケース+おまけ付き)。女性や体重の軽い方ならこちらがよいと思います。

SCELL(セル) ファンボード 6’8 レールにピンライン有り サーフボード レッド

↓AQSSミッドレングス6’10は、シングルフィンセッティングもできるポリ素材ではもっとも激安かと。25000円程度でAmazonランキング上位。しかもコレ、ナット・ヤングの息子のボウ・ヤングがPVで乗ってたのでものすごく気になってますが、タメゴローは持っているサイズに近すぎて二の足中です。1年前にあったらコレを買ってたと思います。来年こっそりか・・・笑


AQSS (Australia Aquatic Social Scene PUボード)ションボード Carbon Jet 6’10 AQSS-CJ-610 (F05 06 07 08)


「ネット激安だけど、ちゃんとポリ素材(PU)のサーフボード【SCELL SURF BOARD】1年乗ってみたら・・・その1」への9件のフィードバック

  1. サーフィン歴30年の中年サーファーですが、epsのボードを最近買って乗ったのですが、しっくりいかず、puのファンボードを探してたらこのサイトにたどり着きました。9.0ロング(ポリ)7´6ファン(eps)と7´0ガン(ポリ)乗ってますが、やはりポリの方がいいですね。タメゴローさんに共感しました。ロングは、置き場所や車に乗せるのもやっかいですね。scellの7´0は、厚さ6.35は薄いですね。もう少し厚さあった方が乗りやすいですよ。

    1. 岡本さん

      コメント頂きありがとうございます!

      EPSのボードは独特の乗り味ですよね~。
      重みがあるのでスピードは乗せやすいのですが、もっさりしているというか反応が遅れがちで硬いですね。
      それでも壊れにくいという特徴はマンション住まいだとありがたいでしょう。

      タメゴローはEPS⇒PUだったので、キビキビした反応が返ってくるPUの乗り味がとても好きになりました。
      scellの7’0は長さのわりに確かにちょっと薄目かもですね~。
      取り回しの軽快さやスピードが乗せられた時のターンの感覚はとても気に入っているので、ぜひもう少し厚みがある板にも乗ってみたいところです。

      こうやってボードがたくさん家に溜まってゆくのでしょうね。
      そして奥さんに怒られる。。。笑

      またこういったことを教えていただけるとうれしいです。

  2. はじめまして!

    サーフィン歴2年ほどのアラフィフおばちゃんです。
    ネットサーフしていて、こちらのサイトに辿り着きました( ᐛ )

    ずっと7.0のスポンジボードにのっていて、ステップアップボードを探しています。

    ミッドレングスしか乗ったことないですが、ハング10(もどきでも良い)とかノーズライドに憧れてて、ターンとノーズライドの練習がしたいです。

    体重はタメゴローさんの半分くらいなので、こちらにリンクのある6.8フィートのものがいいのかな?と思うのですが、このボードでも、ノーズライド(もどき)の練習もできるんでしょうか??

    タメゴローさんと同じ、7.0のレトロ ミッドレングスじゃないと、ノーズライドの練習は難しそうですか?
    普通のトライフィンと、センター+スタビは、できることが違うものでしょうか??

    1. みここさん
      はじめまして。
      そしてコメント頂きありがとうございます~。

      ハング10とノーズに憧れ、ターンとノーズライドの練習がしたいという気持ちよく分かります。
      正直走り出してしまえば体重の軽いみここさんならミッドレングスの7.0でお6.8でもスペック的にできてしまうだろうと思います。

      しかしまずボードを動かしたライディングをしたいのか、ノーズにいる時間を増やしたいのかで選択枝は変わってくるでしょう。
      またスポンジボードは同じサイズだと1~2フィート長い浮力を持っていることが多いので、7.0のままポリのボードにされると浮力の無さに驚かれると思います。
      もちろん動かしやすくなったり、波にレールが食い込みやすくなったりするので一概に言えませんが、スポンジのイメージで同じ長さに乗ると最初は波に乗れてもグラグラでノーズへ行こうとしても、安定させるまでに時間がかかってしまうと思います。

      あと、フィンはノーズライドをメインにして少し動かしたいなら、「センター+スタビ」の方が波に固定されている力が強くなるので楽です。
      というか、トライフィンは動かしやすい(=板が直進で安定しにくいから動かしやすい)というものなので、ノーズをメインにするならシングルフィンか、シングル+スタビのみが選択枝になるでしょう。

      いろいろ書きましたが、結論的にまずスポンジとポリの板の違いに慣れること、慣れた後での選択肢が多いことが一番だと思いますので、タメゴローのオススメは「7~8.0フィート程度のポリの板でシングル+スタビ」これが良いと感じます。

      あくまでご参考程度にと思いますが、アレックスノストのようなミッドレングスの乗り方をしたい、いつも腰~カタぐらいの波で乗っている、などでない限り、女性プロのように長めの板でノーズへ歩く安定性を求めた方が早くノーズの快感が手に入ると思われます。

      みここさんの最高に楽しいサーフライフを応援しております!
      長文失礼しました。

      1. お返事ありがとうございます!
        アドバイス、めちゃくちゃ的確!!
        参考にさせていただきます!!!
        感謝です!!!!

        1. みここさん
          時間が空いてしまってからのお返事ですみませんでした。
          ニューボードでのノーズ滞在時間延長のご参考になれば幸いです~。
          共にがんばりましょう。

  3. はじめまして

    私は今年の5月より20年振りに海に戻った50代です。
    以前はショートからロングと楽しんでいました。
    20年振りに海に入った時なのですが、パドルとドルフィンは出来るのですが、テイクオフが出来ませんでした。
    波はセット腰位でパーリング覚悟で前方に乗ってパドルしても全く乗れませんでした。
    この時の板は5’9″の幅広めのフィシュです。
    他の板は処分しました。

    帰りに昔お世話になったショップに立ち寄り、話をしたら「初心に帰りファンに戻れ!」と言われました。
    また、乗りたい板がありましたので、その板の前に練習用として安い板を探していた所、SCELLを見つけ、長さとフィンで悩み、出した結論が貴方と同じ板でした。
    私は赤のインサイドカラー風の物です。

    購入後、数回乗りました。
    おろしの時、一発目で立てました。乗れると今度は他の事を考えます。先ずは波と同調し岸まで乗ってみようと思うのですがスピードが出ている感じが無いのです。
    この板でのスタンスが今一つ解りません。波も膝モモセット腰位が多く、ダンパー気味でショルダーがある波に中々入れないのもあると思いますがよく解らないのです。何かアドバイスありましたら宜しくお願い致します。
    因みに此方は「SCELLサーフボード評判」で検索して見つけました。
    板の感想は幅は3㎝位細く、厚さはもう少しあるといいなと
    感じました。

    1. >すーさん
      はじめまして。
      そしてコメント頂きありがとうございます。

      50代でカムバックしショートを楽しまれる気概、尊敬させていただきます!
      SCELLの板、お手頃かつテイクオフしやすくていいですよね~。
      友人が赤に乗ってますがこれまたかっこいいです。

      タメゴローは大した腕がないので板について語れませんが、個人的に感じることを。
      ざっくり言うとショートのイメージで乗ると踏み込んでもついてこず、ロングのイメージだと自重で走ってくれない、といったまさに帯に短したすきに長しな感覚です。
      アップスンのダウン時に、少しだけ長めに踏む時間を延ばす感じにすると遅れてスピードが乗ってくれるように感じます。

      あまり参考にならないかもですが、私もいろいろ試しておりますので、また良い感覚があればお教えいただけるとうれしいです~。

      1. 返信有難う御座います。
        以前よりもかなり乗れる様になりました。
        年末は胸肩位でショルダーの張るタイプの波に入り、少し早めでしたがアップすが普通に出来、インサイドまで乗れました。
        でも、ミッドレングスって大きなラインでゆったりと乗る方がカッコ良いので、そちらを追求して行こうと思います。
        ショート乗りだったから波が張って来ると直ぐに走りたくなってしまうんですね。
        もう少しミッドレングスを理解したら、お高いのをと考えています。

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