最近ゴルフが大好きなのか、PINGのクラシックアイアンが大好きなのか、わからなくなってきたタメゴローです。笑
いつも【PING EYE2 ベリリウムカッパー アイアン】でクラシックな雰囲気のゴルフを楽しんでいるのですが、楽天GORAで一人予約をしたあるゴルフの練習ラウンドで、年配の同伴の方からこんなことを言われました。
「そのアイアン、ルール適合品なんだよね?」
それは、クラシックピンをお好きな方ならお分かりかと思いますが、EYE2の宿命ともいえる「溝問題」のことについて触れてきたということです。
むむむ・・・
■プライベートラウンドではOKとしても、お客様に誘われたコンペでは・・・?
詳しいことは省きますが、EYE2は昔に溝問題があり、日本のゴルフ場ではルール適合品と、適合していないモデルが混在しているという、とても特殊なアイアンなのです。
そのため、メーカーに溝を修正してもらったりした場合は適合証明が発行されたりするそうなのですが、タメゴローのEYE2はオリジナルモデルなのでバリバリの不適合品です。
ですので、プライベートのラウンドでめんどくさそうな場合は「そうですよ~」なんて言いつつ、プレーしています。
少なくとも現代のミーリング加工された最新ウェッジよりスピンはかかりませんし、そんなこと指摘するぐらいなら、
「10ヤード距離の伸びる非公認ボール」や
「ブレークスルー飛」 ドラコン用に最高、飛びすぎ非公認ボール
を探していただいた方が、たくさん取り締まれるのではないかと思ってしまいます。(プライベートなら全然よいですが)
日本のゴルフ場のレンタルクラブなどでもいまだに古いEYE2が置いてあったり、海外では当たり前のようにレンタルセットが出回っています。
タメゴローの友人は、削り出しのプロトタイプウェッジを使っていたりと、ルール適合・非適合にうるさい人は少ないためそう思ってしまうのかもしれませんが、もちろん日本でのルールはルールなので、適合していないアイアンを使っているタメゴローが悪いのです。
しかし、誰かに迷惑をかけるわけでもないですので、これからもプライベートラウンドでは自由に使わせていただこうと考えています。
以前にも少し触れましたが、「2024年1月1日からは2010年以前に製造されたアイアンはすべてルール違反」となるそうですので、すべてのクラシックピンアイアンを含むその他のアイアンもルール違反になるでしょう。
そんなルールは誰のためのものなのかと思ってしまいます。
それはさておき、
【お客様に誘われたコンペに参加する場合】
これは考えなくてはなりません。
同じようにEYE2の例の溝規制の関係で騒がれたりすると、自分はよくてもお客様やその他の方にご迷惑をかけてしまうのは望むことではありません。
コンペには”本気度”の高いアスリートなゴルファーさんもいらっしゃるので、へたっぴなタメゴローがたまたま隠しホールなどで上位になってしまったりすると面倒なことになる可能性はあります。
ですので、今まではサブセットとしてEYE2に感覚が似ている【PINGのI25アイアン+クリーブランドのウェッジ】を使っていましたが、EYE2を使い続けてゆくうちに、やはりクラシックなアイアンセットでコンペにも出たくなってしまいました。
■”ひとこと”言われないためのクラシックアイアンとして・・・【ZINGアイアン】!
上記の理由から、指摘を受けないクラシックアイアンを手に入れることにしました。
(2020年追記:2024年までの期間でも、やはりZINGでも公式戦ルールは適合しない、とゴルフプラザオカムラ様のHPに書かれていました。残念ですが試合には使わない方がよいですね。
タメゴローもプライベートラウンドで使うようにしました。。。)
いつもの【ゴルフパートナー】で早速ポチッとしてしまうと、近くの店舗でもなかったはずなのに、翌日に届いてしまいました。
なんてこった、仕事が手につかないではないですか・・・。笑
タメゴローが選んだのは、EYE2+の次に発表されたカーステンさん入魂のモデルである【ZINGアイアン ステンレスモデル】です。
スイートスポットを広げ、直進性を高めるために、カーステンさんが重量配分を最適化した結果生まれた、フツーでないデザインのクラブですね。
このバックフェイスなんて”直線がほとんど使われていない”とても有機的なデザインで、タメゴローは見惚れてしまいます。
形もさることながら、ソールの幅を広げたEYE2で大ヒットした会社であるPINGが、今度はソールをえぐってくるというのには当時の方々は度胆をぬかれたことでしょう。
この進化版であるアイアン【ISI】もまた曲線の多いデザインなので、とっても気になってしまうところですが、今はZINGの話です。笑
ベリリウムモデルもあるのですが少し高価なので(といっても普通の中古アイアンセット以下の金額ですが)、まずは安価なステンレスモデルで感触を知り、良い感じであればBCを入手したいと思っています。
(2020年追記:ZINGの打感が良かったもので、やはりベリリウムモデルを手に入れてしまいました!笑)
ライ角はブラックですが、EYE2よりヘッド重量が重いためトウダウンを考慮して実は一段階アップライトに設定されているようです。
理想的な重量配分の為にソール中央部分が少しくびれた形をしています。
初めて見ると「ぅん?」となる側面ですね~。
外観が異形すぎて賛否両論がハッキリ分かれたけど、結果的には売れまくったモデルで、ある意味「中身性能」と「外観スッキリさ」のどちらを取るかの”PING踏み絵的なモデル”のようですね。
EYE2と並べてみると、
バックフェースは進化を感じ、ネック形状は抜けのよいEYE2をそのまま継承してますね。
しかしアドレスしてみると・・・
ラージヘッドとありますが、EYE2と比べてもフェイスの大きさは変わりません。
しかし、そこには主張するトップブレードが。
そう、この「コブ付き、かつ分厚いトップブレード」が賛否両論の根源です。
フェース正面から見てもEYE2とかわらないツノのある形ですが、アドレスして上から見ると確かに別物です。
大ヒットモデルであるEYE2でも違和感を感じる人が多い中、そのEYE2が普通のクラブに見えてしまうほどの”異形のいでたち”と言えるでしょう。
タメゴローはEYE2に慣れているせいか、アドレスしてみても、トップレールの厚みがちがうな、ぐらいであまり違和感は感じませんでした。
シャフトはZZがラインナップからなくなり、標準として採用された【KT-Mスチール】です。
振ってみると、ZZと比べても同じぐらい固めで、ヘッドのねじれも感じにくくトルクも低そうな感触です。
シールの文字が緑なのでジャパンモデルのようです。
後にグリップを交換するときにシャフト内部をのぞきましたが、すばらしいコンディションでまったくサビもありませんでした。
(ちなみに、クラシックピンクラブやシャフトのことは「The Bank of Putters 」さんという神サイトを教科書にさせて頂いております。)
グリップはPING標準の【ダイラグリップ】でしたが、これはすさまじくカチカチに硬化していて、もはやゴムというよりもプラスチックのカタマリでした。笑
さすがに1992年発売のクラブなのでしょうがないことですが、これは本格的に使う前にちょっとメンテしなければ!(なぜかうれしそう笑)
■気になるロフト設定は・・・
ロフト設定は偶然にもサブアイアンのI25に近いものですが、7Iで34.5°、PWで47°と少しだけ寝気味ですが、最新のストロングロフトモデルと比較すると一番手落ちですね。
逆にSWは52°と起き気味、LWでやっと57°です。
【47°-52°-57°】と5°刻みで、よく考えると最近流行りの【48°-52°-56°】という4°刻みのウェッジセッティングに似てますね。
イメージ的には
47° で 110~115 ヤード
52° で 95〜100 ヤード
57° で 80~85 ヤード
といったところでしょうか?
これはシャフトの特性やフェースのハジキ感などもあるので、実際に打ってみないとわからないところですね。
残念ながらタメゴローの手に入れたセットは4~SWでLWはないのですが、良さ気ならLWだけ買い足すか、新溝ルール適合のEYE2GORGEのSW(56°)かLW(60°)を入れるかを検討したいところです。
EYE2ほど多くはないですが、この「ZINGのウェッジでないとダメ」というプロゴルファーもやはりいるようで、【ジーブ・ミルカ・シン】は、ZINGのSWとLWを武器に2008年の一年間だけで3度優勝をしてたりするので驚きです。
他にも、ロングアイアンをユーティリティ代わりに使っているプロも最近までいたようです。
やはり方向性がいいのでしょうね。
全体的な印象としましては、1番手ずれるEYE2よりは、現代的なロフト設定であるといえるでしょう。
そんなZINGアイアンを早く実際に打ちたくなり、早速練習場に行きましたが、ちょっと長くなってしまったので、クラシックな【PING ZING アイアン】を、練習場で【EYE2】【I25】と打ち比べてみたにつづきます。
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ちなみに、【クラシックのピンアイアン】を探すなら【ゴルフパートナー】さんが、適正価格かつ状態がごまかされずに安心して買うことができますのでタメゴローは信用しています。おススメですよ。
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ちなみに、【クラシックのピンアイアン】【ゴルフパートナー】
適正価格かつ状態がごまかされずに安心して買うことができますのでタメゴローは信用しています。おススメですよ。