タメゴローです~。
いきなりお恥ずかしい話ですが、注意していたにも関わらずなってしまいました【熱中症】に。。。
命の危険もあり、年間に7~9万人が救急搬送され、1500人程(2019年統計)も亡くなってしまうほどの現代病の代表選手。
かかると本当に大変かつ、その後も続く症状などがあることを知ることとなりました。
そんな熱中症になって初めて分かった、病後の後遺症的なものについても知って頂き、みなさんにはならないように注意頂きたく、わが身の恥ではありますが書いてみたいと思います。
1.熱中症って?
熱中症とは何かですが、もうすでにご存じの方も多いかと思いますが、念のため(公)全日本病院協会HPに記載のものを転記させていただきます。
よくご存知の方は読み飛ばしていただいても結構です~。
~ここより引用~
“熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
重症度によって、次の3つの段階に分けられます。
Ⅰ度: 現場での応急処置で対応できる軽症
・立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になり生じる)
・筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分不足でこむら返り)
・大量の発汗
Ⅱ度: 病院への搬送を必要とする中等症
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
Ⅲ度: 入院して集中治療の必要性のある重症
意識障害、けいれん、手足の運動障害
高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)”
~ここまで引用~
タメゴローはまだ軽い症状である「Ⅰ度」のもので済みましたので日常生活には影響がでていませんが、「Ⅱ度」になってしまうと後遺症によって入院や通院が必要となり、「Ⅲ度」となると命を落とすことが少なくないと病院の先生から教えられました。
2.どういう場面でなるの?
熱中症といえば、炎天下に長時間いた、真夏の暑いなか運動をしていたといったケースがよく聞くシチュエーションですね。
タメゴローはこれに該当し、夏の炎天下でゴルフをしていた時にかかりました。
それ以外にも梅雨の合間に突然気温が上がったなど、身体が暑さになれていない時期にもかかりやすい病気だそうです。
・ 気温が高い、湿度が高い
・ 風が弱い、日差しが強い
・ 照り返しが強い
・ 急に暑くなった
こういった日は注意です。
意外なところでは、気温が低い日でも湿度が高いと熱中症にかかりやすくなるようで、暑い日だけの注意ではいけないようです。
また、家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることもあり、救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が25%を占めています。
最近ではこの様な【室内型熱中症】が注目されています。
基本的に【ゴルフ】や【サーフィン】などのレジャースポーツはもちろん、屋外での活動でかかることが多いものが救急搬送第1位ですが、第2位は意外にも室内なのですね。
4.タメゴローの熱中症になった状況と症状
タメゴローの熱中症にかかった状況を簡単に説明しますね。
夏の暑いさかり、遅めの梅雨明けもあり、友人とゴルフ場で待ち遠しかった「夏ゴルフ」を楽しんでおりました。
良く晴れた天気で夏らしい湿度の高い日でしたが、風も少なくスコアは悪くありません。
いつも通りスポーツドリング1Lと、この日はめずらしくアイスコーヒーを1Lもを持って行っており、水分補給にとこまめに飲んでおりました。
風の少ないラウンドで暑くても機能性インナーも着ているため耐えられない暑さではなかったですし、順調にラウンドが進行してゆきます。
ハーフが終わり、昼食で一休み。
もちろん昼食ではキンキンに冷えたビール!
本当に最高ですね!
この日は友人とのエンジョイゴルフであったため、その後も友人と同じくもう一杯おかわりのビールを頂き午後のラウンドへ。
前半にスポーツドリンクは飲み切ってしまったので、後半はアイスコーヒー片手にラウンドです。
しかし後半のあがり3ホールほどになると、「あれ?いつもより体がしんどいぞ?」と、いつも以上に疲労していることに気づきます。
しかし上がり3ホールは疲れが出るものだし、やはり夏ゴルフはその暑さから体力がいつも以上にもっていかれるんだな、程度に考えておりましたが、後になって考えればすでにここからおかしかったですね。
この時点で次のような違和感がありました。
違和感その①
飲み物はとっているので水分補給はできているはずなのですが、後半に入ってから「ずっと喉が渇く」のです。
違和感その②
いつもはハーフ中に1回ほどなのに、この日は4~5回ほどもトイレに行っていました。
違和感その③
最終ホールでは暑さでぼーっとしているのかと思いましたが、足元が少しおぼつかない感じが続きました。
これらの違和感もありましたが、そこそこのスコアでホールアウト。
体調は変な感じですが、スコアが悪くなかったので気持ちはホクホクしながらロッカーへむかいました。
その後暑かったため湯船には浸からず、ぬるめのシャワーだけにして朝同乗させてもらった友人に送ってもらい早々に帰宅しました。
しかし帰宅してからも「フワフワする感じ」と「喉が渇く」、「熱い」という感じが消えず、ここで初めて
「もしかして熱中症になったかも!?」
と考え至ることとなりました。(いやはや気づくのが遅いですね。。。)
3.なってしまったら?
休日の夜でしたので病院にはいきませんでしたが、ネットを検索して症状を照らし合わせると、やはり適合するものが多かったため、そこに書かれている対処法をいくつか行いました。
・身体を冷やす
水シャワーを手早く浴びて、わきの下などにタオルにくるんだ保冷剤を挟みました。
・水分補給(スポーツドリンク)
ただの水やお茶ではだめで、塩分とできれば少し糖分の入ったものがよいとのことだったのでスポーツドリンクを飲み、
「塩タブレット」と呼ばれる子供用に買ってあった、熱中症予防ラムネみたいなものをガリガリと口にしました。
ここで驚いたのですが、自分でびっくりするぐらいスポーツドリンクが飲めてしまうのです。
1Lのペットボトルが3口ぐらいでなくなりました。
相当身体に不足していたのでしょうね。
それでずいぶんと「熱い」感覚はなくなり頭がすっきりしてきました。
その日は早めに寝て、翌朝に病院で受診すると、「典型的な熱中症ですね」とお墨付きを頂きました。ありがとうございました。。。
幸い対処は悪くなかったようですが、先生から特にお叱りをうけたのが次のことについてです。
①.おかしいと思ったらまず救急に電話をすること
今回は症状が軽かったので大丈夫だったが、夜に重度化することもあり得るので自分で判断しない方がよい、とのことです。
タメゴローの父も野良仕事で一度熱中症になってましたが、その時は夜になってから「頭が痛い」と言っておりましたのでその様なことですね。
②.夏場の水分補給に「コーヒー・緑茶・ビール」はだめ!
コーヒーや緑茶などカフェインを多く含むものと、ビールなどのアルコールは利尿作用があるため、身体に水分を保持できず外に出してしまうので、飲んでいても身体が水分不足になる。
水分補給はただの水だけでなく、塩分とミネラルが含まれているものですること。
ポカリスエットや経口補給水など「糖分控えめのスポーツドリンク」が1番よいが、糖分が気になるならミネラルが多く含まれる「麦茶」+「塩タブレット」でもよい、とのことでした。
水分補給をしたつもりになってましたが、たしかにトイレにハーフで4~5回行ってましたので、ビールのせいだけではなかったのですね。。。
しかもお昼からはビールとコーヒーだけだったため塩分が入っておらず、しかもどちらも利尿作用のある飲み物だけ。
そりゃ体内に水分が無くなるはずです。。。
③当分の間は安静にしつつ、塩分と水分とミネラル分は気にして補給すること
渇きや熱さは引きましたが、診察時にも頭のフワフワ感は続いておりました。
一度塩分バランスなどを崩してしまうと、身体に必要な栄養などがゆきわたり身体の調整機能が整うまで、正常でない状態がある程度続くそうで、その症状を治すために安静にしつつ必要な栄養を補給しつづける必要があるとのこと。
熱中症ってなったら次の日には治るものだと思っていたタメゴローは、実はこれが一番驚きました。
・・・え、この状態が続くの・・・?
と心配そうな顔をしていると先生が、「大体の人はある程度身体が回復すれば違和感はなくなりますよ」と言ってもらったので安心して症状の改善に努めることができ、その後10日ほどでほとんど違和感がなくなることとなりました。
しかし、ひと月ほどの間、強い日差しに当たるとそれまで感じていた皮膚のジリジリと焼ける感じだけでなく、そのジリジリ感が内部までくる感覚を受けるようになりました。
これも日常生活では問題ないのですが、熱中症にかかってから変化した体の感覚です。
4.予防方法
一度なると、やはりこんなものもう二度となりたくない!とおもうものですね。
そこで推奨されている予防方法です!
これも(公)全日本病院協会HPに記載のものを転記させていただきます。
“○ 暑さを避ける
外出時にはなるべく日陰を歩く、帽子や日傘を使うなど。
家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮る、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整するなど。”(引用元:(公)全日本病院協会HP)
⇒これはゴルフやサーフィンなどの屋外レジャーだと難し部分がありますが、通気性のよい帽子はマストアイテムですね。
それとショットを待つ間の時間なども、「木陰があれば積極的に日影に入る」ようにするとよいです。
“○ 服装を工夫
理想は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装。
また、熱がこもらないよう、襟ぐりや袖口があいたデザインもおすすめです。
ちなみに、薄着のほうが涼しいとはいえ、インナーを着たほうが肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層ができ、
外からの熱気を遮断してくれます。”(引用元:(公)全日本病院協会HP)
⇒これは【夏用インナー】と、熱中症になってから最近になって人気の【空調服】で対策ができると思い、タメゴローも早速採用しました!
空調服については【【ゴルフ用空調服】は真夏ゴルフの歴史を変えたアイテムです】を読んでいただくと、熱中症対策だけでなく空調服が欲しくなると思います。笑
夏用インナーは【【2020年版】ゴルフの【夏用機能性インナー】がこんなに快適だったとは!】をご参照頂きたいと思います。
この二つでずいぶん夏のゴルフの快適性がアップしましたのでとってもおすすめです。
“○ こまめな水分補給
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われているもの。のどが渇く前からこまめに水分を補給しましょう。
ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類は利尿作用があるので適しません。
また、汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。
ちなみに、スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いのが欠点。飲み過ぎには注意が必要です。
ミネラルを補給するには、麦茶などのほうがいいでしょう。”(引用元:(公)全日本病院協会HP)
⇒この文面的には糖分に注意とのことで麦茶推しですが、塩分が足りていないと思われますので、【塩タブレット】
カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ 塩レモン 90g×6袋
などを併用するとよいと思います。
このカバヤのは塩分だけでなく、汗で流れてしまうカリウムや、疲労回復に良いクエン酸、その効果をさらに高める糖分も入っており、さらに食べやすい味なのでタメゴローのゴルフバッグはもちろん、仕事用のカバンにいつも入ってます。
もっとお高いのもありますがこれで十分だとおもいますし、まとめ買いするとさらにコスパ◎です。
“○ 暑さに備えた体作り
ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも、大事な予防法の一つです。
日頃から暑さに身体を慣らしておきましょう。”(引用元:(公)全日本病院協会HP)
⇒無理は禁物ですが、日々のウォーキングなどで発汗を促すことが予防によいようです。
また日常生活に取り込める熱中症対策に「食事による予防方法」もあります。
- 豚肉(疲労回復に役立つビタミンB1が豊富)
- 梅干し(クエン酸、塩分)
- 枝豆(ビタミンB1、ミネラル豊富、オルニチン)
- 納豆(ビタミンB1、カリウムなどのミネラル豊富)
- にんにく(アリシン)
などを食べることで熱中症に備えた栄養素を補給できるとのことですので、意識して摂取しましょう。
熱中症に再度なりたくないタメゴローは、すべてのことができているわけではありませんが、これらのことを意識しながら生活するようになりました。
5.まとめ
近年は本当に夏の暑さがひどいため、今までになかったことがおこっていますね。
熱中症もこれだけ声高にさけばれるようになったのもその一つだと思いますし、実体験として身をもって感じさせていただきました。笑
せっかく楽しいレジャーであるゴルフやサーフィン、予防できることはしつつ、プレー中にもこまめに水分+塩分はしっかり取って頂き楽しんでほしいと思うタメゴローです。
みなさんより一層のご注意をしていただきたいです。切に。
+
+
+
↓熱中症対策にはミネラルなども補強された【塩タブ】!夏ゴルフやサーフィンには必携です。