【100切りゴルフ】での、アイアンの考え方についてです。
フェアウェイから、アイアンで”ダウンブロー気味に”ナイスショット!
空に向かって高く伸び上がり、狙った通り真っ直ぐに飛んで行く白いボール・・・。
・・・いやぁ、憧れますね〜。
ダウンブローと贅沢を言わなくても、「芯を捉えて打ち抜く、クリーンなショット」は気持ちもよく、またゴルフの戦略性からも誰しもが望み、練度を上げるべく日ごろから練習しているところだと思います。
しかし、実際に打ち放し練習やラウンドをすると、「トップ」や「ダフり」というボールの「上下を打ってしまうミス」をしてしまい、クリーンに打つのは簡単ではないものですね・・・。
タメゴローも身に覚えがありすぎて、ツライです・・・。笑
しかしこのミス、100切り目標のゴルフであれば、全部のクラブでは無いですが、半分はミスしても大丈夫です。
どういう半分かというと、トップとダフりというミスの内、トップです。
■なぜアイアンはミスである”トップ”をしてもいいの・・・?
なぜなら、通常アイアンで打つシチュエーションというのは、ミドル、ロングホールの二打目若しくは三打目というのが多いと思います。
さらに、100切りを目標としている方であれば、タメゴローのように「フェアウェイでアイアン以外苦手な人」であることが多いでしょうから、二打目から大活躍してくれますよね?笑
そういうシチュエーションでは、グリーンまわりの”アプローチショット”などのように、
「必ず”浮かせる”必要は無い」
のです。
■アイアンで「ダフリ」はだめ!その理由は・・・・
実際のラウンドで考えてみましょう。
380ヤードのミドルホールで、一打目を抑え目にドライバーかスプーンで打ち、180ヤードほど飛ばすことができ、幸いOBすることなくコースの中に落とせたとします。
残り200ヤードです。
ここから打つのはアイアンで、しかも唯一練習を重ねた7番あたりだと思います。
計算では、7番で130~140ヤード飛ぶとして、残り60~70ヤードをAWやPWなどのウェッジで打てば3オンの計算ですね。
100切りはダボペースでよいので、ボギーの狙える上出来な計画です!
しかしここで、二打目に「ダフリ」が出たらどうでしょう?
地面を打ち、思った半分も飛ばない、最悪5~10ヤード程度の「目の前」ということもありえます。
そうなると、残り190ヤードを改めて”一打で届かないアイアンで打つという絶望感”があなたを襲いますよね・・・・。
・・・しかし、これはまだ”まし”な方です。
もし、池やバンカーなどの「ハザード」が眼前にあった場合、ダフッたことでハザードにいれてしまい、さらに泥沼になってゆき、もはやダボペースどころではない10打以上となる可能性がありますよね・・・。
しかしこれ、同じ二打目が同じくミスショットである「トップ」だったとすると話はまったく違ってきます。
■じゃあ、同じミスショットの「トップ」はなぜいいの・・・・?
打つ際にボールを芯で捕らえられず、ボールの上側を打ってしまうミスである「トップボール」。
この「トップ」は、100%想定した距離でなくても、
【前に飛びます】
しかも、よほどボールの上を叩かない限り、7番アイアンでクリーンショットして140ヤードなら、トップで100ヤード程度は飛んじゃいます。
しかも「眼前にハザード」があったとしても、ある程度水平に飛んでくれるトップボールなら、飛び越してくれる確率は高いですよね。
しかも上手くいけば”スライスが出る球筋”でも、「上がらないため」まっすぐに飛んでくれるというオマケ付き!笑
スコアマネジメントとしては、いくら上手く打てても「曲がってしまう」方が痛いミスですよね。
このトップボール、実は悪いことばかりでなく、「風に影響を受けにくい球筋」となるため、風の強い日などプロは”ワザと”トップ気味に打つことがあるぐらいです。
「それでも避けられないハザードがあったらどうするんだよ!」
よく言ってくれました・・・
実はこういう場合、あらかじめ「トップするかもしれない」と想定して、バンカーなどのハザードなどを避ける方向に打つことで、トップボールは「回避できるリスク」になってしまい、ミスショットのはずがミスでなくなってしまうのです。
そもそも、練習場で何度と打ち込んだ後に出る”ナイスショット”を、ラウンドに行って100%の確率で出せることを望むのが、アマチュアゴルファーの望みすぎなところのです。
毎日練習しまくっているプロでもミスするんですから、失敗して当たり前と考え、その失敗を痛いミスにしないことを考えましょう。
どうですか?
100切りゴルフでの【アイアンはトップしても大丈夫】という意味が、分かってもらえたのではないかと思います。
さらには、今までミスショットだと思っていた、「トップボール」がミスに思えなくなってきてもらえたら、もう100を切ることは決して難しくないことだと思います。
■さらに・・・・
さらにこの考え方、もう気づいている方もいるかと思いますが、実はこれ、バンカーやアプローチショットなど”浮かす必要があるもの”以外、全ての場面で言えることだったりします。笑
たとえば、ドライバー(1W)でもスプーン(3W)、ユーティリティ(UT)でも、トップすることである程度の距離をはこんでくれて、高く浮かないため、OBなどの危険性が少なくなり、アイアン同様”リスク管理”ができちゃいます。
こう考えると、ほとんどのクラブで上下のミスの内半分はしても大丈夫なことが分かりますね。
■ただし注意点もあります・・・
注意としては、「ダフリだけを嫌がってはいけない」ことですね。
あくまでクリーンヒットを狙うけど、「半分ミスしてもいい」と考えることです。
そうでないと、ダフリだけに苦手意識がいき、「トップ気味の持ち球」になってしまうので注意してください!
あくまでも、狙うは”ナイスショット”ですよ!笑
■まとめ・・・
いかがでしたでしょうか・・・。
アドレスして、いざ打つ!という時に、この
- トップはしてもいい
- 半分はミスしてもいい
って思えることって、めちゃくちゃ気が楽になりますよね~。
”メンタルのスポーツ”と言われるゴルフでは、こういった考え方に、気づく・気づかないということは、大きくスコアを左右します。
気づいたおかげで、リラックスして打てれば、なぜか”クリーンヒット”する確率も数段上がります。(これは不思議なもので、タメゴローは本当に変わりました。)
こういった、【ミスの”リスクを含めて”マネジメントすること】が、100切りへの強烈な近道だと強く思います。
しかし、あくまで最善はクリーンに打つことなので、良いスイングを身につける努力はしっかりとしていきましょうね。笑
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は、こういった「ミスショットの原因」なども細かく解説して、その対処法(なんと、ラウンド”当日の現場での”対処法も教えてくれます)もしっかりと教えてくれるので、タメゴローは何回も見直して、基本に立ち帰るためのお手本にしてます。
(特にビジネスゾーンのについては、目からウロコが止まりません)
特に”練習に行く前”と、”ラウンドの前夜”には、スマホに画像を入れておいて、気になっている部分だけどこでも見れるようにしていますが、これがすっごく便利です。
ライバルがいた方が、タメゴローも早く上手くなると考えていますので、友人にも練習場などで見せたりして、一緒に上手くなるようにしてます。笑
【100切り】はタメゴローにとってもひとつの目標でありましたが、達成した今は、ゴルフ人生で言えば通過点とも考えられるようになりました。
今回のアイアンのお話のように、「リスクマネジメントできる部分」を考えて、してもいい失敗は恐れないようにして、より楽しく100を切るゴルフを楽しんでもらいたいタメゴローでした!
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